判断点を極限までへらす

今回は投資にかける時間を少なくし、値動きによるストレスを軽減する為に有効な投資アイデアの紹介しますので投資との付き合い方を考えられている方の一助になればと思います。

私事ですが、本日第一子を授かる事ができました。

幸運にも在宅勤務という環境なので今年は貴重な子供との一緒に過ごす時間を最優先にしようと考え、適した投資指針は何か考えました。

現在メイン口座とサブ口座(ネオモバ)と2つの口座を運用していますが、
新しい投資指針では3つのルールを徹底する事に決めました。

  1. ポートフォリオ(収支)やチャートを見るのは1ヶ月に1度
  2. 売買は決算またはコーポレートアクション発表時、株価アラートが来た時
  3. 毎日ネオモバ投資はいままで通り継続

1.の要諦は判断点を極限までへらす投資です。

ここで言う判断点とは、株を売買するかどうかを判断する時を指します。
当たり前ですがスキャルピングやデイトレードなど時間足が短いトレードをしている人は自ずと判断点が多くなり、逆に時間足が長ければ少ない事になります。

また、チャートやSNSで他の人の推奨銘柄や儲かった系の投稿見ると、儲かっている人が羨ましくなったり、自分だけ儲け損なっていると感じ売買がしたくなり判断点が多くなると思います。

判断点が多くなると、人は誤った判断をする確率があがります。

例えば、下がったら購入をしようと計画していたのに、反発するような動きをするとすぐに買いたくなる。利益を伸ばすと決めていたのに少し下落が続くと怖くなって利確してしまう。

私を含め誰しもこのような経験していると思います。

なので、判断を少なくするために日々の値動き(チャート)とポートフォリオ(収支)の閲覧を毎月25日のみの閲覧にしました。

これは、株式投資で一番利益をあげている人(属性)は

株式投資で一番利益をあげている人(属性)は、亡くなった後も株を保有していた人と投資をしていたのを忘れていた人だったそうです。

ここから着想を得ています。忘れていた人や亡くなった人は当たり前ですが、判断点が0の人だと思うので、ある程度合理的だと考えます。

続いて、2.の売買は決算またはコーポレートアクション発表時、株価アラートが来た時に関しては、自分が描いたシナリオに達した場合、脱した場合に対応する為です。

これを設定するかしないかで、何もしない気絶投資とパフォーマンスの差が出ると考えます。

決算発表では、今期の業績と今後の指針が開示されますが、自分が想定してた内容と大きく乖離がある場合は躊躇なく売却判断をします

他にも一定の利益を確保した時、急騰急落に対応する為に予め株価アラートを設定しておきます。

具体的には銘柄毎に一定の含み益が乗った時に一部を売却と決めて、その株価をアラートに登録しておきます。同時に下がったら損切りや追加ナンピンのラインも決めて登録しておきます。アラートが来たら該当の銘柄のみ売買を検討します。

高配当銘柄は配当性向が高い傾向にあるので、基本成長性は見込めません。なので、株価が一時的に高値をつけた時に売却し、割安の他の銘柄にリバランスをするのもよいかと思います。

特に理由なき急騰の場合は行って来いになるケースが多いので売却すると良い事が多いです。急落も同様にチャンスになるケースが往々にしてあるので購入を検討します。

株価アラートは、日本株ならSBIアプリの株価アラーム機能、米国株ならInvesting.comのアプリを使っています(SBIは決算日、コーポレートアクションがあった時にもアラートくれます)

この様にアラートを活用することで、判断点を減らして的確な判断がしやすくなると考えます。

最後に、3.のサブ口座でのネオモバ投資に関しては、今まで通り毎日行います。

これは、私が株が大好きなので、まったく株に触れていないとそれはそれでストレスが溜まりそうだったのでガス抜きを兼ねて行います。

毎日の投資額も1万円とそこまで大きくはないので、値動きにドキドキすることなく気軽にやれる事、収支ではなく配当金にフォーカスしているので日に日に積み上がっているのを楽しみながら継続することができます。

収支にフォーカスすると値動きによってプラスとマイナスがありますが、配当は値動きに関係なく株数に比例してプラスにしかならないので値動きにドキドキする人には特におすすめです。

ネオモバ投資は本日で毎日投資を継続してちょうど1年が経過しました。

東証がシステム障害で取引がストップした日以外は毎日継続することができました。配当額も18万円(税引前)を超え塵も積もってなかなかの額になったと感じます。

以上、長くなってしまいましたがこれが私が新たに決めた投資指針です。

最適な投資方法は資金量や年齢、入金力によって千差万別です。ある人にとっては正解でもある人にとっては不正解になるかもしれません。

子育ての時間を優先にした私には、現時点では適した投資法に仕上がったと思っていますが、ベストの投資法かは人によると思います。

自分の環境や大切にしたいものを考えた上で投資ルールを考えられると人生をより楽しめるのではないでしょうか。

macc

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