金の卵は一つのカゴに盛る
今日は分散投資と集中投資について書いていきたいと思います。
「卵をひとつのカゴに盛るな」という分散投資の意義を言い表す投資格言があります。
卵を一つのカゴに盛ると、そのカゴを落とした場合、全部の卵が割れてしまうが、複数のカゴに分けておけば、そのうちの一つのカゴを落として卵が割れてしまったとしても他のカゴの卵は影響を受けない。
特定の商品だけに投資をするのではなく、複数の商品に投資をしてリスクを分散させた方がよいという教えです。
確かに分散投資は有効です。
しかし、私はこれは資金がある程度ある方に有効であって、資金が少ない人はある程度集中投資をするべきだと考えます。
投資は資産が多いほうが圧倒的に有利です。
基本的に分散投資はリスクを下げるのを目的としています、それに伴いリターンも平均化して下がる傾向にあります。
まだ資金が少ない状態で分散投資をすると大きな資産を築くことができません。
なので私は資金が少ない人は金の卵(しっかりと企業調査をした成長期待値が高い銘柄)へ集中投資するべきではと思います。
また、運用する銘柄が少ない方が企業調査の際に1社に時間を割くことができるメリットもあります。
タイトルのように極端に1社に集中投資する必要はないですが、成長期待値が高い銘柄の比率をあげて資産を増やし、ある程度資産が増えてから分散投資にシフトするのがよいのではないでしょうか。