持ち家か賃貸か
今日はバビロンの大富豪の第五の知恵にある自分の住まいを持って、有益な投資対象とする。について考えていきたいと思います。
本書では家を購入することで、ローンを返済した後家賃の支払い負担がなくなり資産となる。
自分の家を持つことで家族を幸せにでき、自己満足感が得られるので、有益な投資対象である家を購入する事を勧めている。
ただしこれは、不動産の価値が上昇していく事を前提(バビロン文明は紀元前の話)としているので現代とは少し事情が変わってきているとは思います。
私は今は賃貸物件に住んでおり、しばらくは賃貸でよいと思っています。
それは賃貸ならではの生活環境を容易に変えられるという大きなメリットがあるからです。
賃貸のメリットは
- ライフスタイルによって好きな場所に住む事ができる
- 常に最新の設備の物件に住め、メンテナンスが不要
- 近所に問題がある人が住んでいても、引っ越せば済む
- 固定資産税がかからない
などが考えられますが、
その中でも特にライフスタイルによって好きな場所に住む事ができる事が大きなメリットに感じます。
私は今独立して家で仕事をしているのですが、出社する必要がないので好きな場所に住むことができます。
今は自分が落ち着く街にとどまっていますが、海の近くや山の近くに住むことだってできますし、海外移住にに興味があれば実現する事も可能だと思います。
せっかくの人生を同じ場所で終えるのはなんだかもったいない気もします。
実際に移住するしないに関わらず、この自由に住む場所を選べることはとても重要だと思います。
逆に持ち家のメリットは
- 家が資産になる
- 老後、収入が無くなっても、住むところには困らない
- 賃貸よりも同じ金額で広い家に住める、間取りや設備を好きにできる
- 家主に万が一の事があった時に住宅ローンの支払いが団体信用生命保険でカバーされる
- 一国一城の主として満足感を得られる
が挙げられます。
バビロンの時代のように家が資産になる場所の物件を購入できればよいですが、少子化に伴い不動産の価値が激減ている地域もたくさんあります。
とある地方ではほぼ0円で家を購入する事すらできます。これは固定資産税がかかるので、無料でも手放したい人ががいるためです。
今後ますますこのようなケースが増え、低価格で家が購入できるチャンスが多くなると予想しているので、それまでは賃貸を利用しタイミングを見て格安で出ている家を購入するのもよいと思っています。
あなたは、賃貸派ですか?それとも持ち家派ですか?